今日は、普通の紙をコーヒー染めすることで、その質感を再現してみた方法についてご紹介します。
用意するもの
・好きな白紙・粉インスタントコーヒー
・バット
・クリップ
・ハンガー
方法
①バットに水を張り、適当にインスタントコーヒーをふる。きちんと混ぜて溶かしきらなくても大丈夫です(水とコーヒーのバランスにもよりますが、放置している間にだいたい均一に混ざります)。
作りたい紙の色より、少し濃い目の色になるようにコーヒーを溶かすとよいです。
画用紙のように染める紙が厚いと、完成時の色は大分薄くなります。
②紙をハンガーにクリップ留めする。
コーヒーに浸した紙をクリップで挟もうとすると、特に半紙などの薄く柔らかい紙では、ビリビリになってしまうことがあります(経験談)。
ですので、紙をコーヒーに浸す前にクリップ留めするのがポイントです。
③コーヒー入りバットの上に紙を浸す。
のせて、 |
しずめる。 |
④数時間放置。
⑤そっと取り出す。
このタイミングが一番破れやすいので、優しく持ち上げましょう。
⑥コーヒーが垂れるので、下に新聞紙などを敷いて、吊るして乾かす。
⑦再び数時間放置したら完成!
更にそれっぽい感じを出すのに、バットに残っているコーヒーを筆で上から重ね塗りしてみたり
にじみが出ました。 |
くしゃくしゃ丸めたり、やぶってみたりしても良いでしょう。
ちなみに今回は、出来たコーヒー染め紙に厚紙を貼って、標本ラベルのようなものを作成しました。
それっぽくなりました。 |
ズボラでも出来るアンティーク調の紙作り、是非お試しあれ。