今日は、その「夢を叶える」ということをもっと気楽に、実現するコツを紹介していこうというお話です。
とりあえず「カレー食べたい」という「夢」を叶えることを例にしてみましょう。
①夢を具体的にイメージする。
一口にカレーと言っても、種類はいろいろ。
ご飯と食べたいか、ナンと食べたいか。
そもそもカレーパンでもいいのか?
何を食べたいか、より具体的にイメージするほど、次のアクションが明確になります。
同じように、例えば「切り絵作家になりたい」と言っても、専業で生きていけるくらいになりたいのか?
個展を開けたらいいのか?そもそも切り絵じゃなく、折り紙作家や画家ではないのか?など、いろいろつっこんで考えていくことが出来ます。
こうして具体的にイメージしてみると、その実現のための手段を選びやすくなります。
②実現のために取る手段を見付ける。
「あぁーーーカレーライス食べたいんだけどなー、すごく食べたいんだけどなー…どうせ私なんかが食べられないだろうなー」と心の中で思いながら部屋でごろごろしていても、なかなかカレーは味わえないでしょう。ですが、考えてみると
・自分で作る
・外食する
・宅配カレーを注文する
・家族や恋人にお願いして作ってもらう
・カレーパーティーを開いて友達とわいわい作る
・家にシェフを呼ぶ
…などなど、手段がいくらでもあることに気付くと思います。
将来の夢も同じで、「こうしたいなぁ」と考えているだけでなく、実現するアイデアを、いろいろな方向から考えてみると、意外とうまい方法が出てきます。
③夢の実現のために踏む小さなToDoのステップを考えて、ひとつずつやってみる。
もし、「自分でカレーライスを作る」と決めたら、
・何カレーにするか決める。
・具材を買う→予算を決める。何をどこで買うか決める。
・具材を切る→包丁とまないたを準備する。
・ごはんを炊く→米をとぐ。炊飯器をセットする。
・煮込んでルーを投入→煮込み時間を決める。ルーの配合量を決める。
・皿に盛る→どの皿に盛るか決める。量を決める。
…などなど、いろいろやることが具体的に見えてきます。
夢も同じで、これを実現したい、というのが見えたら、そのためにやること、決めることを逆算して分解して、ひとつずつやっていくことになります。
④時に予想外の事態が起こることもあるが、そういう時は代替案を見つける。
例えば、あると思っていたルーが冷蔵庫にない、ということもあるでしょう。
「もうだめだ!これじゃカレーライスは食べられない…(めそめそ)」とはならないでしょう。
・スーパーに買いに行く
・隣の人にお裾分けしてもらう
・別の具材を使って作る
・その具材抜きで作る
・作るのを諦めて外に食べに行く
…など、代替案は山ほどあります。
夢を実現したい、と思っても、お金や時間、周囲の人々の反対など、いろいろな障害にぶち当たるかもしれません。
そんな時は、何か別のルートはないか考えてみると打開できることがあります。
⑤夢は変えてもいい。
作っているうちになんだか満足してしまったとか、他のものが食べたくなったとか、そういうこともあるかもしれません。そこで「いや、カレーライスを食べたいと思って作り始めたんだから、死んでもカレーライスを作って完食せねば!」と考えると楽しくなくなります。もはや苦行です。
ですので、これまで作っていた材料を利用してポトフやシチューを作ってしまうのもありでしょう。
あるいは、切ってしまった具材を誰かにおすそわけしたり、カレーライス作りを通して気づいたこと(あのスーパー安いよ!とか、具材はこう切るといいよ!とか)を人に話してもよいかもしれません。
そもそも、カレー食べたいと思いながらごろごろしていたあの頃に比べたら、「カレーライス作りをやってみた」という経験値がたしかにたまっているので、決して無駄ではないと思います。
同様に、持っていた夢が変わってしまっても、恥ずかしい事やおかしい事ではないですし、無駄ではないと思います。
…こう考えると、「カレーが食べられるならでっかい夢だって叶うじゃん!」と勇気が出て来るのではないでしょうか。
まだまだ私には野望がたくさんありますが、こうして気楽に考えながら一歩ずつ進んでいきたいなと思います。